胃がんが減り大腸がんが増える【胃腸の病気】
胃がんが減り、大腸がんが増えているのが今の日本です。
少し前までは日本人のがんで死亡する人の半分くらいは胃がんでした。
ところが、最近はこれがすっかり変わってしまって、胃がんで死亡する人は、減少傾向を示し、全体の4分の1に下がってします。
胃がんの多いところは大腸がんが少なく、大腸がんの多いところは胃がんが少ないんだそうです。
かつての日本や韓国、中国は、フィンランドはが前者にあたり、アメリカやデンマーク、ドイツ、フランスは後者に当たります。
でも今日本は、アメリカやドイツのように大腸がんの国になろうとしています。
大腸がんによる死亡者はこの20年間で3倍近くに増大をしています。
統計的な予測では、2020年ごろには、この大腸がんが胃がんをぬいて、全がん中のトップになるのではないかと見られています。