胃腸の
病気の
症状としてよくあるのが食欲の不振です。
食欲不振の原因としては、胃蠕動の低下、胃液分泌の減少、胃粘膜の病変など挙げられますが、これらの変化は単独よりもむしろ合併して起こることが特徴です。
主な病気として考えられるのが、急性胃炎や、慢性胃炎などが考えられます。
胃がんでは胃液分泌の減少に胃粘膜の病変が加わり、進行すれば胃内容物の排出障害が起こります。
他にも小腸における消化障害や膵炎、肝炎などの腹腔内器官の病変でも起こります。
精神的要因が強く関与した場合、神経性食欲不振症が考えられます。
発熱、内分泌障害などの全身病でも食欲不振がしばしば起こります。