胃がんの治療
胃がんの進行が胃の周りのリンパ節までの場合は胃の一部をとリンパ節を切除します。
胃がんが噴門にきているときには胃は全摘になります。
また胃がんが腹膜などに転移をしていると完治はさらに難しくなるそうです。
胃の一部の切除は胃の機能がのこりますが、どちらにしても食べ物の通り道は必要になります。
基本的には外科の手術においてはその再建までを含んだ手術となります。
再建法は、ルーY法、ブルロートU法、残った胃と十二指腸の間に空腸を入れるなどがあります。
どの方法がベストかはいろいろ議論があるところで、手術を受けるときは自分が納得がいくまで医師の説明をシッカリと聞くことが大切です。
内視鏡による、胃がん切除とちがって胃そのものを摘出するのので、胃がん手術後の食生活は変わらざるをえなくなります。
一度に食べる量は減りますし、空腹感を早く感じるようになります。
胃がん手術の後遺症としては、食後の血糖値が激しくへんかすることによる脱力感、めまいといった症状があります。
炭水化物の多い食品を控えたり、鉄分やカルシウムを摂取するなど、医師とよく相談することをしてください。