潰瘍性大腸炎とは


潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜に炎症が起き、ただれや潰瘍を引き起こす病気です。

潰瘍性大腸炎の炎症は、直腸から上に向かって広がるのが特徴です。

潰瘍性大腸炎は、直腸だけに出来る人、腸全体に出来る人など炎症の範囲はさまざまです。

ただ、炎症の範囲が広いからといって重症であるとは限りません。


潰瘍性大腸炎の発症のピークは20歳代ですが、もっと若い人からお年寄りまで、すべての年代で発症する可能性があります。

特に男女差はみられません。


潰瘍性大腸炎の原因としては、免疫の異常が指摘されています。


免疫は体内に侵入してきた、最近やウイルスなどの異物を排除する、身体の防御機能のことです。


その他にも、腸内細菌やウイルス感染、遺伝や食べ物などさまざまな説がありますが、今のところは原因は確定していません。


潰瘍性大腸炎の主な症状としては、最初は、便が徐々にゆるくなり、やがて出血をともなう便がでるようなったり、排便の回数が増えてきます。

また突然に下痢の症状が始まることもあります。


症状がおもくなると、発熱、体重減少、だるさ、貧血などといった全身の症状がでてきます。




このエントリをはてなブックマークに登録  このエントリをlivedoorクリップに登録  この記事をPOOKMARKに登録する  newsing it!

 

前の記事:血便・胃腸の病気
次の記事:腸内洗浄って?