クローン病の症状
クローン病は腸をはじめとする、消化管に潰瘍や炎症が起こります。
消化管は、口から始まり、食道や胃、腸を経て肛門にいたる長い管です。
そしてこの消化管のどこかに炎症が起こるのがクローン病です。
クローン病で多いのが、大腸へと続く小腸の末端部分で、病変部病変部の間に、健常な部分があるのが特徴になります。
クローン病の発症のピークは男性が20〜24歳で、女性が、15〜19歳で、女性より男性の方が多い傾向があります。
クローン病の主な症状は、腹痛と下痢になります。
発熱、下血、体重の減少、貧血などの症状が見られます。
ひどくなると痔ろうができることもあります。
クローン病による腹痛や下痢などの症状があっても、自分ひとりで抱え込んでしまうことがありますので注意が必要です。