潰瘍性大腸炎で手術が行われるケース
一般に
潰瘍性大腸炎の手術は、薬物療法を行っても効果がえられない場合に行われます。
潰瘍性大腸炎の手術は、大腸全体を切除して、小腸を使って袋をつくり、大腸のかわりにします。
以前の
潰瘍性大腸炎の手術は、肛門もすべて切除して、人工肛門をつくっていましたが、現在は肛門を残せるようになりました。
また
潰瘍性大腸炎で次のような場合にも手術が行われます。
大量出血が見られる場合
中毒性巨大結腸症
大腸が破れた場合
がんになる疑いがある場合
治療技術の進歩で、以前に比べて、QOLは向上しましたが、排便の回数が増えたり、再建した腸に炎症が起こるといった問題もあります。