胃がんの治療
胃がんの治療法
胃がんの治療は、基本的に切除をすることになります。
早期の胃がんでは、内視鏡を使用する切除も行われます。
胃がんで内視鏡の治療の適応になるのは、がんの大きさが1〜2センチ以下で、粘膜にとどまっていて、がんの性質やできている場所が適している場合で、早期の胃がんの1〜2割が該当します。
内視鏡で患部をみて、がんになっているところだけを切除していくので開腹手術に比べると身体的な負担が少なくて、胃をすべて残せるのが利点です。
リスクはがん細胞の取り残しあると、再発のおそれがでてくるので、その適応は慎重に検討されます。
胃がんで内視鏡の治療ができない場合は、開腹して胃を切除します。
切除する範囲は、がんのできている場所や広がり、深さなどによって決まります。
胃を全摘する場合は、腸を使っての再建手術となります。
そして胃がんは手術と併用しながら、化学療法と放射線療法を行うこともあります。