胃潰瘍とは
胃潰瘍とは
胃潰瘍はストレスが原因で起こることが多く、胃液中の塩酸やペプシンにより胃を保護している粘膜が消化される病気です
胃潰瘍の潰瘍は、皮膚や粘膜がただれたり、崩れ落ちるという意味で、胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、消化性潰瘍とも言われています。
胃潰瘍は、男性に多い病気でしたが、現代社会の急速な変化などの影響で更年期の50代の女性にも多く見られ、若い人の胃潰瘍の発症率も高くなってきました。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、一度かかると一生涯潰瘍になると言われる程、その人の性格と大きな関わりがあります。
胃潰瘍は、神経質、几帳面、ストレスをため込んでしまう、よく気がきく、悩みや責任を一人で抱え込むなどの性格の人がかかりやすい病気です。
十二指腸潰瘍と胃潰瘍は、年齢によって発症率が違い、若い人は、十二指腸潰瘍を発症することが多く、年を重ねると胃潰瘍を発症することが多くなります。
塩酸やペプシンが出てくる、潰瘍のできにくい胃底腺領域と、幽門腺領域との境目の幽門腺領域側に潰瘍ができます。
この境目は、年を重ねるごとに上へ上がっていくので、若い人が十二指腸潰瘍を発症するのに比べ、中年の方ほど胃潰瘍になることが多くなるということです。