便秘薬と常習便秘の悪循環

便秘薬と常習便秘の悪循環

便秘薬を服用していると、便秘と下痢を繰り返すという悪循環を招くことになります。

便秘薬は長期に渡って服用しているとしだいに効きがわるくなってきます。

そこで増量すると下痢をします。

下痢をすると体内のカリウムが失われるために、筋力や腸の運動が低下して排便が困難になり、便秘を起こします。

そこでまた便秘薬を飲んで下痢をするという悪循環を起こすようになってしまいます。

こうした状態を下剤性腸症候群といい、薬依存症と同じように、薬なしでは生活できない状態になり、精神的にもまいってしまいます。


便秘薬の依存は、下剤性腸症候群を招き、いずれにしても、薬を連用していると腸の働きが低下していき、そのうち自力で排便できなくなってしまいます。


便秘薬は上手に使えば有益ですが、使い方を誤るとこうした状態を招いてしまうので注意が必要です。

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