胃腸の病気と吐き気

胃腸の病気と吐き気

吐き気は、胸がムカムカして胃の内容物を吐きたくなる不快な症状です。こうした症状がひどくなり、胃の内容物が逆流して吐き出してしまうのが嘔吐となります。

日常的によくある吐き気は、食べすぎであるか又はお酒の飲みすぎが原因で、吐いてしまうか、時間がたてば自然に治っていきます。精神的な影響、例えば、不快なものを見た時、苦手なものを□にした時、不快な匂いを嗅いだなどもあります。

何らかの病気が原因で吐き気や嘔吐が起こった場合は注意が必要です。
胃炎や胃・十二指腸潰瘍、虫垂炎など胃腸の病気が主なものです。「メニエール病という平衡感覚に異常を来した場合も、嘔吐中枢が刺激されて吐き気がします。乗り物酔などがこれに該当します。

女性の場合の吐き気や嘔吐は妊娠の可能性もあります。しかし、腹痛を伴う場合は、異常妊娠として子営外妊娠や卵巣の病気なども疑われますので検査を受けるようにしましょう。

吐き気もなく、突然に吐いた時は、脳の病気を疑い、ただちに脳神経外科を受診することが大切です。脳出血や髄膜炎、脳腫瘍が考えられます。

このエントリをはてなブックマークに登録  このエントリをlivedoorクリップに登録  この記事をPOOKMARKに登録する  newsing it!

 

前の記事:慢性腸炎とは
次の記事:胃神経症