胃がんの血液検査

胃がんの検査/ペプシノーゲン法

ペプシノーゲン法とは簡単に言うと血液検査の胃がん検査のことです。

ペプシノーゲン法とは

加齢とともに胃の中はくたびれてきます。これが慢性胃炎(萎縮性胃炎)です。
 
慢性胃炎は胃の表面にある粘液が薄いので、胃は常に自分で分泌した胃液(胃酸)により攻撃を受けることになります。この攻撃が長年続くと胃粘膜が荒れて、時に変性し「がん化」することになるのです。
 
ペプシノーゲン検査とは、血液中のペプシノーゲン値を測ることでこの慢性胃炎の進み具合を調べる検査なのです。
 
陽性と判断された場合は、胃に慢性的な刺激が常に加わっているということで、この慢性的な刺激が胃がん発生と密接な関係を持っており、慢性萎縮性胃炎は胃がんの高危険群なのです。
 
慢性萎縮性胃炎を的確に診断することが、胃がんの早期発見と早期診断の向上に有効となりますがこの検査はあくまでも胃の萎縮のマーカーであって、癌の特異的なマーカーではないということになります。
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