胃がんの原因とリスク因子
胃がんの原因とリスク因子 胃がんは消化器の中でもよく見られる癌で、40歳以上の男性に多く発生します。特に日本、チリ、アイスランドでの発生率が高いようです。アメリカでは、ここ数年胃がんが減ってきました。専門家によると発生率の低下は、塩漬けや薫製の食品を以前ほど食べなくなり、ビタンミンCの摂取が増えたからだとされています。
胃がんの初期の段階では症状がないのと、また症状があっても勝手に薬を飲んで抑えてしまうことが多いので、しばしば診断が遅れます。
胃がんの危険因子には次のようなものがあります。家族に胃がんに罹った人がいる、A型血液、悪性貧血の既往症、慢性の萎縮性胃炎の既往症、胃酸が少ない、胃に腺腫性のポリープの既往症、一部胃切除術をしたことがある、などです。発生率は、1万人に2人となっています。