肛門ポリープの症状

肛門ポリープは、直腸と肛門の境目付近の上皮が炎症をおこして、突起した状態をいいます。

肛門管の上方、肛門上皮と直腸粘膜との境目に全周性の波打った場所があって、そこにある肛門乳頭が、排便をする時に刺激にあって炎症性・線維性に大きくなったり、硬くなったりしたものです

ポリープが小さいときは、特別な症状は現れません。大きくなると、排便時に出血したり、肛門から直腸が脱出することもあります。

ポリープの周囲が裂けて裂肛を起こすと痛みます。肛門ポリープは、がん化する心配はありません。

裂肛にともなうことが大ですが、内痔核に併存することもあります。小さいうちは無症状ですが、大きくなると振り子のように伸びてきて脱出し、裂けた時は痛みと出血があります。

肛門ポリープの原因 下痢や便秘などを繰り返したり、もともと裂肛、痔核、痔婁などがあり、肛門内が刺激されたり、炎症が起きたりすると、ポリープができやすくなります。

肛門ポリープの治療法 通常はそのままにしておきますが、症状がある場合は手術で切除します。

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